先週、同友会の研修にて、
企業のコンプライアンスを
学ぶ機会がありました。
講師の方は
札幌 クリア法律事務所の
南 弁護士でした。
そもそも
コンプライアンスとは、
法令遵守という意味で
法律、政令、府省令、
条例の総称のことだそうです。
が、
企業として、
それだけ守ればいい
ってわけではなく
そのほかにも、
マニュアルや社内規則。
さらには、
企業の社会的責任を守ることが
求められてます。
弊社は零細企業であるがゆえに、
コンプライアンスとは無縁!って
勝手に思い込んでいますが、
そんなことは、ないんですよね!
小さな会社でも当然
コンプライアンスはあるのです。
例えば
弊社の業界における
社会的責任とは、、、
事前に提示した見積もり金額での
誠実な施工や作業手順の説明。
作業後の結果に対する責任などなど
あるのでしょうが
うちらの業界にも
悪徳な業者がいるのです。
例えば、
「床下を無料で点検します」という名目で
飛び込み訪問してきて、
床下を点検した際に
湿気があり過ぎるとか嘘を言って
不必要な換気扇を取り付けたり
(本当に必要な場合も、もちろんありますが)
シロアリがいないのに
床下にシロアリがたくさんいて
このままだと家が壊れますって言って
床下の柱が崩れないように補強したり
生息してないシロアリの駆除したり
(つまり、不要な薬剤をまいたり)
社会的な責任とのカケラもない
契約をもらいたいがための
まさにコンプライアンスのない行為です。
もちろん、
弊社はここまでしてまで
売り上げを伸ばそうとも思っていませんし、
この狭い小樽で、そんなことすれば
悪いウワサがすぐに知れ渡って、
商売なんかできなくなります。
そんな会社が36年以上小樽で
できるわけがないです。
それに付随して
先日、ネットニュースで
こんな残念が記事が
「花畑牧場の生キャラメル 手造りではなく機械製造の疑惑が浮上」
http://news.livedoor.com/article/detail/15189548/
北海道を代表するお菓子なのですが、
手作りを謳っていたのに
手作りではない製造方法に
疑問をもったパート従業員さんが
週刊誌に告白しています。
利益のために、
嘘をつく経営は
お客様を裏切り
また、そこで働いてくださっている
従業員さんも苦しめているのです。
コンプライアンスというのは、
法令遵守というだけでなく、
経営者のそもそもの倫理観が
問われているのですね。
ではでは、また!