２日前から
この本を少しずつ読んでます。
最近、流行っている本らしいです。
⬆︎『蜂と蟻に刺されてみた』
生物学者である著者が、
あえて、
さまざまな蜂と蟻に刺されてみて
その痛みの度合いを
数値化するという
興味深い本です。
と言っても、
まだ数ページしか読んでないので（笑）
冒頭を読んだだけの感想を書きますと
蜂の毒針って、
実は産卵管が
進化したものなんですね。
なので、
実はオスのスズメバチには
毒針はありません。
ちなみに
スズメバチの女王にも
毒針はありますが、
主に産卵のために使います。
⬆︎こんなスズメバチ。
刺されると痛みがあるから、
襲われないように
避けて逃げようとしますし、
巣があれば
すぐに駆除依頼がきます。
それとは反対に
刺されても痛みのない
ハチもいます。
さまざまな虫に
寄生するハチです。
寄生バチは、産卵管を使って
宿主に自分の卵を産み付けますが、
実は、その際に麻酔の成分も
混入させるので、
刺された宿主は
ほとんど痛みを感じないまま、
卵を寄生させられます。
さて、先日。
弊社で実施したムダとり勉強会。
「フタをする必要のない容器の
フタを外しました」
なんて、ことを書きましたが
こんなレベルの改善を
堂々と書くなんて
レベルの低い会社って
思うかもしれませんが、
社員さん(特にベテランになるほど)
自分自身を変えるのは、
難しいです。(自分も含めて)
これくらいなら、
簡単でしょ？ってくらいの
レベルでないと、
すぐ反発します（笑）
変化したのか？しないのか？
感じないレベルの
改善の積み重ねが必要です。
この程度の改善かもしれませんが、
これが
１週間で数個
１ヶ月で数十個
１年間で数百個になったら、、、
１年振り返ったら、
ものすごい改善が行われたと
思いませんか？
ところが、
痛みをともなう大改革を
一気にしようとするから
反発したり、
不満を言ったり、
守らなかったり、
してしまうのです。
だから、
フタをする必要のない容器の
フタを外しました
くらいの
痛みも何にもないレベルの
改善の積み重ねが
うちの会社には良いのです。
スズメバチに
刺されるくらいの
痛みのある改革ではなく
寄生バチに
刺されるくらいの
痛みのない改善が良いのです。
ではでは、また！
