「小樽運河保存からみる まちづくり市民運動」
第1回 小樽運河保存運動の概要&
写真で見る小樽のまちなみの変容
を昨日、受講してきました。
会場には70名くらいの参加人数。
こんなにたくさんの人が
小樽運河保存の歴史に
興味があるのですね。
フォトグラファーの志佐さんがお撮りになった
1970年代の未公開の写真と
現在の小樽の写真を比較しながら
駒木定正建築史研究所の
駒木先生が当時のことをお話しするという
講座の内容でした。
たくさん、並んでいる倉庫が壊されていく
そのまま工事が進めば、
国→北海道→小樽市の決定事項にそって
小樽運河を埋め立てて、
大きな道路ができてしまい
歴史的建造物がなくなってしまう。
いまのうちに立ち上がらなければ
息子や孫たちに故郷を
残せなかったことに対して
なんと言えば良いのだろうか?
そのような思いで
小樽運河保存活動を始められたそうです。
実は弊社も
若干、歴史的な建物なのです。
以前もご紹介しましたが、
弊社の建物は昔、
小樽臨港鉄道株式会社という
1984年9月まで港湾周辺の貨物を
運ぶ鉄道会社でした。
なので1階の車庫には、
線路の枕木が残ってます。
先日から、社内を少し
改装してまして、
殺虫剤を置く薬剤庫を広くしたり、
ほかの収納スペースを作ったり
仕事をしやすい環境を作り直してます。
でも、
外観はほとんど手をつけてません
昔の名残を少しでも残したいという
意味もありますし、
弊社の業務内容に対して
外観に費用をかけることとは、
お客様への満足度と
あまり関係ないからです。
それよりも内装を変えて、
働きやすい環境にすることに
費用をかけることの方が
社員さんが働きやすくなり、
お客様へのサービス向上に繋がります。
外観は歴史を少し感じるような建物。
内装は時代に合わせて変える。
この建物を長く残すための
自分なりの考えです。
ではでは、また!