先日、小樽市内のあるアパートから
よそに引っ越しをしようと
準備している方から
以下のような調査依頼がきました。
引っ越し準備のために家具を移動したら
壁ぎわにカビ、
床に白い粉みたいなものがあるので
調べてほしいとのこと。
早速、現地調査に行ったところ
床下でカビが発生し、
床の隙間から床上にカビ菌が
上がってきたのだと思います。
床下点検口がないため、
床をはがさないと床下を確認できませんが
床下にあるのは、ナミダタケと呼ばれる
木材を腐らせる菌の一種だと思われます。
⬆︎これは別な現場の床下の
ナミダタケの画像。
ほおっておくと菌が床下にひろがり
木材を腐らせてしまい
床が抜けてしまったりと
(これもちがう現場のナミダタケ画像)
生活できる状況ではなくなってしまうのです。
引っ越しをされる方には、
家具や衣類の処分をお願いしました。
大家さんには、
ナミダタケ対策をご提案させて頂きます。
対策としましては、
ナミダタケの菌は土の中にあるため
⬆︎土壌への殺菌処理や木材に防腐剤塗る
⬆︎床下換気装置や拡散機設置で空気の流れを良くする。
⬆︎防カビ用のくん煙を床下に実施
などなどを
工務店さんと協力しながら
施工していきます。
では、また!