昨日から一泊で、
小樽の堺町、利尻屋みのやさんの会議室
小樽歴史館にて、
『地域創生方程式を学ぼう!』に参加。
講師は、小樽市役所→内閣府官房・内閣府企画官
→内閣府官房シティマネージャーなどなど
やってらっしゃる木村俊昭さん
プロフィール多すぎ(笑)すごいです。
自分の仕事にはあまり関係のない
地域づくり・まちづくり系の
講義なのですが、
そこにも、やはり仕事のヒントはあるし
全国から小樽に学びに来る人との出会いも
面白いです。
いつも木村先生が講義の中で言うのは、
「まちづくりは全体最適で見ていくこと」
今回の事例では
ある商店街の活性化の話をしてましたが、
商店街の空き店舗を利用して、
三毛作をやっていく事例です。
朝7:00~8:30は、朝食をとる時間がない
学生さんやビジネスのための
朝食を出すお店。
11:00~13:30は、カレーを中心にした
ランチを出すお店。
17:00~20:30は、オール100円居酒屋
食材は地元の農家さんから直接買った野菜。
メニューはその食材を使って、
地元のお母様たちが考案。
夜の居酒屋は、地元のお酒1杯、
お通し1品全て100円
1000円出して、
100円チケットを11枚もらえます。
100円お得なのですが、
でもこの1枚は、自分では使えないチケット。
酒場で誰かと交流するために、
お酒の縁で知り合った人にあげるための
チケットだそうです。
交流するための素敵な仕組みだと思うし、
チケット制にすれば、
必ずチケットが余って、次回も来てしまう。
ちなみに
僕の行きつけの「酒商たかの」もチケット制。
なので、お財布にはチケットが
いつも入ってます(笑)
この居酒屋を20:30までの営業にするには、
商店街周辺のほかの飲み屋さんにも
行ってほしいからだそうです。
この事例を聞いて、
「ひとり勝ち」時代は
終わったんだなぁとつくづく実感。
まち全体のことを考えて
はじめて、まちの人が共感して
実行してくれるんだなと
あらためて認識しました。
そんな全体最適の事例を聞いて思うのは、
ビルの中の飲食店にて
ネズミ駆除の依頼があった場合、
依頼のあったお店だけ
ネズミ対策をとっても
効果的ではないです。
駆除も「全体最適」が必要なのです。
たとえば、
ゴミ庫がビルの
共用スペースにある場合があります。
ゴミ庫ってゴミを置く場所ですが、
清掃が行き通ってない場合があり、
ネズミの格好の溜まり場なのです。
そういう場合は、
お店だけ対策をやっても、
ゴミ庫の対策をしないとダメです。
具体的には、
ゴミ庫にネズミが入らないように
ゴミ庫の扉を開けっぱなしにしない。
ゴミ庫の掃除をする。
汚いところはネズミが大好きです。
ゴミの入った袋は、
ポリバケツなどの密閉した物に入れて
ネズミにイタズラされないようにする。
などの対策が必要です。
そうしないと画像のように
なってしまうかも。
ゴミ袋の下にドブネズミが。
ゴミ袋をずらすとドブネズミの全身が。
これはビル全体のそれぞれの
利用者が協力しなければ
できないことなのです。
先ほども書きましたが、
被害のお店だけでなく、
ビル全体で状況を把握して
対策を取る必要があります。
今日は小樽も大雪で、
ネズミが寒さにため、
室内に入ってくる時期です。
ネズミ対策でお困りの際は、
ぜひ弊社にご連絡ください。
今日はこのあと、
小樽マリンホールにて、
絵本・児童文学センター主催の
養老孟司さんと茂木健一郎さんの
講演会の手伝いです。