昨日までハトの生態について
書いてきましたが、
ベランダなどに作られてしまった
ハトの巣をほうっておくと・・・
どうなってしまうのか?! (その1)
について書きます。
ハトの糞(フン)は非常に有害!です。
ハトに限ってではないですが、
鳥類の20%にはクラミジアという
病原体を保有していると言われてます。
(性病のクラミジアとは別物です)←これ重要です。
例えば、ハトのフンとともにクラミジアが体外に放出され
フンが乾燥して空気中に舞うことで
人が吸い込んでしまう恐れがあります。
クラミジアが体内に入ると
高熱、頭痛、けん怠感などの症状がでて、
重症化すると肺炎や髄膜(ずいまく)炎を引き起こします。
抵抗力の低い子どもやご年配の方は、
特に注意しなければいけません。
クラミジア病原体から起こった
このような症状をオウム病といいます。
オウムだけから感染するわけではないのです。
鳥のペットとしてよく飼われていたオウムから
感染する人が多かったため、
オウム病と名付けられたのだと思います。
集合住宅の誰も住んでない部屋のベランダに
たまりにたまったハトのフンの掃除の画像です。
ツナギにマスク、ゴム手袋などの装備で清掃してます。
僕も作業中にクラミジアに感染したら
クラミジアって名前だけで
家族に疑われてしまいますが!
性病のクラミジアとは別物の細菌です。
(念のため、何度も書きます)
性病(性器クラミジア感染症)を引き起こすクラミジアは
人から人へと感染する細菌です。
上述のオウム病を引き起こすクラミジアは
鳥から人へ感染する細菌です。
弊社ではこのような鳥の被害を
・生息数を減らす
・止まる場所を作らない
・侵入防止
3つの対策を組み合わせて対応します。
明日は、
ハトの巣をほうっておくと
どうなってしまうのか?!
(その2)に続きます。