昨日は、小樽南ロータリークラブにて、

新しく出来たばかりの小樽市学校給食センターを見学しました。

 

小樽市の給食センターでは、

A献立・B献立と毎日2種類の給食を作るそうです。

 

市内の学校ごとに毎日A献立・B献立と分かれています。

 

A献立の学校とB献立の学校は、まったく違う食材を使用するそうです。

その理由は、まったく異なる食材を使うことで、

万が一、

同一の汚染食材の大量使用のよる

大規模食中毒が起こった場合の

リスク軽減のためだそうです。

 

2ヶ月に一度は、調理作業者の検便を実施し、

食中毒を起こすような要因が体内にないか?チェックしています。

検便を実施していない人の調理は禁止しています。

 

これ以外にも、衛生上どのように管理しているか

色々とお話を聞きましたが、

最新の食品工場の衛生管理法を聞くことは、

職業上とても勉強になります。

 

大きな釜は21台あり、1台につき700食分の調理ができます。

(災害時には、市民への炊き出しもするとのこと)

 

給食1食のカロリーの費用は、

小学校低学年 660kcal 230円

小学校高学年 770kcal 237円

中学生 850kcal 284円

 

食器の洗浄室です。

できるだけ、床面を水で濡らさず、作業するドライシステム法を採用しています。

床面の素材は、水に濡れても乾きやすい素材。