8月30日は夕方から
「介護現場への外国人技能実習生の
上手な受け入れ方を学ぶ」と称した
勉強会に参加。
害虫駆除業と
介護業界とは
ぜんぜん違う業界ですが
人口減少の日本の中で
全く関係のない分野ではないですし。
今回の講師は
群馬からお越しになられた
「協同組合 福」における
インドネシアの技能実習生の事例。
こちらの協同組合 福では
ベトナム、中国、モンゴル
インドなどの国々を視察して
どこの国の教育が
技能実習生に対して
きちんとした教育をしていて
送り出してくれる仕組みがあるのか?
勉強する習慣を身につかせているのか?
日本に来て、
お金を稼ぐ目的だけでなく
その先の目標も
持たせようとしているのか?
などのさまざまな項目で
検討した結果
最終的にインドネシアの
技能実習生の仕組みを選んだとのこと。
インドネシアでは、
介護の学校はあるが
そもそも平均寿命が低く
「介護」そのものの概念がないため
学校で学んだことを実践するために
海外に行く若い人が多いみたいです。
外国人技能実習生といえば
弊社のお客様でも
水産加工系のお客様の中には
積極的に海外から
技能実習生を受け入れてる工場が
増えてきてます。
先ほどの
「協同組合 福」では
介護系の技能実習生には
一定レベル以上の
日本語を求めていますが、
水産加工系の
工場に来てくださる
外国人の皆さまは
必ずしも全員、
日本語がすぐに理解できる
レベルではないです。
なので
パッと見て作業が
すぐにわかるように
工場のいたるところに
写真が貼ってあります。
・手の洗い方
・掃除の道具の使い方や片付け方
・コンセントの場所
・各工程の作業方法などなど
文字ではなく写真で
作業内容を説明しており
それをラミネート加工しています。
ちなみに
ラミネート加工しないと
単なるプリントアウトした
「紙」です。
「紙」は、
食品工場内では破れたりする事で
異物混入のもとになるので
掲示する紙には
ラミネート加工が必要です
さらに
そのラミネートを壁に貼るテープは、
透明ではダメです。
食品工場内で
使用するテープも
異物混入になりかねないので
色の付いたテープを使用して、
すぐに発見できるようにしています。
海外の方と
一緒に仕事をするための
意思疎通の準備は
けっこう大変なんですよね。
ではでは、また!