昨日はまったく、何もしなかったので!

ブログ書きにひと苦労でした。

 

 

 

 

 

 

これではイカン!と

朝から読書を敢行。

4日からの仕事はじめに備えます。

 

 

 

 

 

 

はっきり言って、年始に読むには

正直、読み進めるのが辛くて

読みたくない本。

 

⬆︎『心にナイフをしのばせて』

 

 

 

 

 

 

殺人事件に遭われた家族の

その後を追ったノンフィクション作品です。

 

 

 

 

 

 

こんな事件、自分には

起こるはずはないと思いつつ。

 

 

 

 

 

 

もし万が一、自分の家族が

被害者だったら、加害者だったら。

 

 

 

 

 

 

普通の日常が

どれだけ有難いものなのか

感じざるを得ない本です。

 

 

 

 

 

 

1969年、高校生だった息子が

同級にナイフで惨殺されてしまいます。

 

 

 

 

 

少年Aの動機は、

同級生からのいじめの仕返しとのこと。

 

 

 

 

 

Amazonレビュー星1つのコメントには、

「被害者の愚痴が永遠と綴られている」と

書いていますが、

 

 

 

 

 

 

どんな動機であれ

ある日、突然。

家族が殺害されてしまったら

 

 

 

 

 

 

どういう心のもちようで

自分の人生を支えられますかね?

 

 

 

 

 

 

過去を語ろうにも

殺された息子を思い出す。

 

 

 

 

 

未来を語ろうにも

息子はこんな人生を歩んでいたはずと

事件を思い出してしまう。

 

 

 

 

 

だから家族の会話には、

過去も未来も語れず。

今現在、起こったことを話すだけの日々。

 

 

 

 

 

 

両親は心の傷を癒すことが精一杯で

娘のことを気にする余裕はなくなり

 

 

 

 

 

娘は自虐的になり

リストカットを繰り返すように。

 

 

 

 

 

何をしようにも

息子を殺害された過去が

重くのしかかり

 

 

 

 

 

その後の人生、

何をやってもうまくいかない

全ての言い訳を

 

 

 

 

 

家族が殺されたことに

結びつけてしまうと思う。

 

 

 

 

 

 

しかも少年Aは、

 

 

 

 

 

少年院で更生したあと

被害者が悲しみのどん底の中。

 

 

 

 

 

加害者は弁護士として

まともな生活をしていたという。

 

 

 

 

 

昔の精算をしたいため

被害者家族に1000万円

支払おうとする加害者

 

 

 

 

 

加害者からの心からの謝罪もないが

生活難のため仕方なく1000万円を

受け取ろうとする被害者家族。

 

 

 

 

 

結局、加害者が

失踪してお金を受け取りませんでしたが

 

 

 

 

 

正直、こんな人生まったく

想像できません。

 

 

 

 

 

 

どう生きることが、そういう

わざわいを受け止められるのか?

 

 

 

 

 

新年早々。

浮かれてしまいそうな自分が

読むにはきつい本をあえて読んで。

 

 

 

 

 

4日からの仕事はじめに

備えたいと思います。

 

 

 

 

 

ではでは、また!