昨日に続き、
もう少しハトの生態を書いていきます。
1.年に何回卵を産むのか?
春は発情しやすいですが、
季節はあまり関係なく、
2個の卵を年6回ほど産卵をします。
けっこう繁殖力あります!
2.ハトの産卵から巣立ち
産卵されたハトの卵は、
2~3週間後、ふ化します。
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ふ化した後、
1ヶ月~1.5ヶ月後
巣から旅立ちます。
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4~5ヶ月後、成鳥となり
発情・交尾をして、
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3~5日後、産卵します。
3.なぜベランダに巣を作る?
ハト仲間は昔から岸壁の割れ目に
巣を作って子育てをしていたため、
そのような環境に似ている
ベランダに作りやすいと言われています。
ほうっておくと、ベランダは
フンだらけになってしまいます。
また、ベランダでない場合も
・全体が見渡せる場所
・背後を外敵に見せない場所になります。
ハトは常に全体を見渡したいので、
建物の屋上を歩いたとしても、
屋上の真ん中ではなく、端っこを
全体を警戒して歩きます。
ハトには端っこがいいのです。
ハトの背の高さで
屋上の真ん中にいると
ハトの視野の多くが屋上面になってしまい
空を見る視野が狭くなってしまいます。
カラス、鷹、トンビのような
外敵からの攻撃を早く発見できるよう
ハトはゴルゴ13のごとく
背後を見せないような工夫をしています。