「毎年、壁の隙間から羽アリが出てくるけど、
黒いからシロアリじゃなさそうだし・・・」と思って、
放っておくと・・・。
3年前に湊 幸子画伯が書いたこの絵は、
左がシロアリの羽アリ
右が黒アリの羽アリです。
シロアリの羽アリも
黒アリの羽アリも
実は黒色なので、色だけで見ると見分けがつきません。
見た目で判断します。
左がシロアリの羽アリ。右が一般的なアリです。
羽つき黒アリの特徴は
1.胴体にクビレがある
2.前の羽が大きく、後ろの羽が小さい。
羽つきシロアリの特徴は
1.胴体にクビレはなく、ずん胴体型。
2.前の羽、後ろの羽が同じ大きさ。
つまり、くびれがある羽アリは、一般的なアリです。
くびれのない羽アリは、シロアリです。
また、シロアリの羽の大きさは、胴体よりも羽の方が長いです。
(絵とはちょっと違います)
ホントは、どアップ画像で比較したほうが良いのでしょうが、そういう画像が苦手なので絵で(笑)
シロアリは羽を落として歩く事が特徴です。
なので、たくさん羽が落ちてたら要注意です!!
羽アリとは、子孫繁栄のために新しい巣を求めて、
旅立っていく王アリ・女王アリ候補のことを言います。
黒アリでもシロアリでも
家の壁の隙間などから、羽アリが出るということは、
家の壁の中に既に大きな巣があるということです。