『雑草はなぜそこに生えているのか』
稲垣 栄洋著を読みました。
というのも、
害虫駆除業務には、
雑草の存在は
無視できない存在だから。
虫たちにとって雑草って、
隠れやすいし、根元は湿度もあるし
居心地の良い場所なのです。
この本の副題には、
『弱さからの戦略』って
書いてあります。
イメージからして、
雑草ってしぶとくて、強いって
イメージがあったのですが。。。
本書を読んでいくと
その意味が理解できます。
雑草が生い茂っている場所とは、
道端、公園、舗装道路など
人工的な場所が多いのです。
その理由は、自然の森の中で
ほかの植物と一緒に群生していると
周りの植物と栄養分の
奪い合いに負けてしまうからだとか。
だから、
舗装道路や公園、
家の外周などの自然界とは
隔離された場所に雑草は
たくさん生えるのです。
もちろん、
食品工場の周辺にもです。
なので、
工場周辺には除草シートと砂利を敷いて
雑草が伸びにくくしたり
(建設屋さんや園芸の分野ですが)
定期的な草刈りをして
虫の住みにくい環境を作ることが必要です。
先日の連休も
家の周りの雑草を抜いたりしましたが
雑草を抜いていると
アリ、ワラジ、ゲジゲジが出てきましたよ。
ではでは、また!