6月1日から食品衛生法の改正に伴い

制度化されたHACCP(ハサップ)ですが、



この世界的な衛生基準のひとつである

HACCPを日本で普及させようとした

大きな理由のひとつに

 


東京オリンピックがあります。



結局、コロナのせいで

日本の食文化を海外にPRするという

期待も薄れてしまいましたが



安心・安全なオリンピックを実現するという

スローガンのもと

オリンピックが行われそうです。


 


このブログでオリンピックの

開催の是非は問いませんが、

 


安心・安全なオリンピックと

何回聞かされたでしょうか?

 


てか、そこまで言うなら

何を根拠に安心・安全なのか?

説明してほしいものです。


 


実は、HACCPとは

工場や厨房で作った食品が

なぜ安心・安全なのか?


 


その根拠を

科学的に説明することが目的です。


 


お客様から

HACCPってどうして必要なのですか?

ってよく聞かれます。


 


総理大臣が

「オリンピックを安心安全にやります」と

言われても




その根拠はなんですか?って

思うじゃないですか。


 


それと同じように




自分の工場でも

安心安全な食品を作ってますって

言っても



その根拠を示さないと

納得しないお客様がいるかもしれません。


 


皮肉にも、

オリンピック開催のための

「安心安全」の連呼が

「安心安全」に不安を抱くことになり、

HACCPの重要性を再認識させられそうです。


 


ではでは、また!